シズル(sizzle)とは、揚げ物や肉が焼ける際の「ジュージュー」と音をたてる意味の英語で、そこから転じて、消費者の感覚を刺激して食欲や購買意欲を喚起する手法を意味する語になりました。また、最近では瑞々しさや新鮮さ、その商品の魅力やセールスポイントなど幅広い意味で使われています。
先ずは論より証拠 見比べてみてください
≪パターンA≫ お客様からはOK頂いてますが、 シズル感・臨場感が足りないですね~
≪パターンB≫
どうですか?良い感じでしょ?
パン粉だけ予め用意しておいて、
カレーパンの周りにふりかけます。
揚げ物テクニックとして覚えておいてください。
パン粉を入れた瞬間が一番ジュワッと泡がでます。あ、温度は200度が一番いいですよ~。泡が派手なので。180度だと泡が小さかったり色んな温度で過去に何度も試してますからね。
お次はこちら3つの写真を見比べてください
≪パターンA≫ ハイライト(つや)を意識せずにストロボ1灯で撮ったもの。 商品の魅力は・・・ですね。 こちらにお化粧をしましょう。するとどうなるかと次の写真を見てみましょう
≪パターンB≫ どうですか?つやが出て色っぽいでしょ?ストロボ2灯使って撮りました。 店舗の外からもストロボで強い光りで太陽光をイメージして光を作りました。 良い感じになりましたね。
≪パターンC≫ スープにもお化粧しましょう。 湯気をプラスしました。 これはドライアイスで煙を出しています。 3つの写真を見比べてみてどれが一番シズル感がでていますか? 最後の≪パターンC≫が一番美味しそうですよね。 フォトグラフィーとは光りを操ると言う意味ですからフォトグラファーは光りを操る人なんですよね。光りを操るプロの技で美味しそうな写真を・・・ 実は≪パターンD≫もあるんですが、ここでは秘密にしときま~す。 ≪パターンD≫はさらにテクニックをプラスした写真になります。気になる人は数学的写真講座か、撮影のご依頼を・・・笑 写楽堂 https://www.dramaticphotographer.com/